2023年08月07日 17:35|BIDAN|BIDAN姫路店|STAFF BLOG|ビダン姫路店|姫路店|日焼け|頭皮環境|BIDAN姫路店|姫路店
日焼けが引き起こす頭皮トラブル
こんにちは、BIDAN姫路店の岸川です。
今年も日差しの強い季節がやってきましたが、みなさんは頭皮の日焼け対策、予防してますか?
頭皮の日焼けを放置すると、赤みや痛み、乾燥などの症状が現れ白髪や薄毛のリスクも高くなってしまいます。
なので頭皮の日焼けが引き起こすトラブルや予防方法、アフターケアについてご紹介します。
頭皮の日焼けトラブル】
・やけど
頭皮の日焼けは、強い紫外線によってメラニン色素が多量に生成され、頭皮に沈着した状態です。
頭皮に強い紫外線を受けると、炎症が起きて赤みやかゆみ、ヒリヒリ感などの症状が現れます。かゆみが気になって頭皮をかきむしると、ますます炎症が強くなる恐れがあります。
・頭皮の乾燥
頭皮が強い紫外線を浴びると、水分が失われて乾燥してしまいます。
頭皮が乾燥するとバリア機能が低下して、空気中の化学物質や花粉、空気の乾燥などの要因で肌トラブルが起こりやすくなります。
・白髪や薄毛のリスク向上
強い紫外線を浴びると、白髪と薄毛のリスクが上がる恐れがあります。髪を色づけているのは、メラノサイト(色素を作り出す細胞)で生成されるメラニン色素です。メラノサイトがダメージを受けるとメラニン色素の生成が低下し、髪を黒く色づけられなくなり、白髪になります。
また、頭皮の炎症が毛穴まで広がると、髪が抜けてしまい、ボリュームが失われる場合があります。一時的なもので、炎症が治まると髪が再び生えるようになりますが、頭皮にダメージを受けることは好ましくありません。頭皮環境が乱れると髪への栄養の供給が低下して、薄毛に繋がる可能性もあります。
頭皮の日焼け対策】
・帽子をかぶる
帽子をかぶることで、頭皮に到達する紫外線を防ぐことが期待できます。ただし、素材によっては紫外線を十分にシャットアウトできず、日焼けを十分に防止できないので、UVカット率の高い帽子を選ぶことをおすすめします。また、UVカット率が高くても、編み目が粗い帽子は紫外線を通してしまうため、布地の密度にも注目が必要です。
・日傘をさす
頭皮環境が帽子だけではなく、日傘を一緒に使うことも大切です。帽子とは違い群れの心配もないので安心です。さまざまなデザインの日傘があるため、ファッションに合わせて選ぶとよいでしょう。ファッションを楽しみながら頭皮の紫外線対策を行うと、無理なく続けられます。
・日焼け止め
頭皮も顔や身体と同じく肌ですので、頭皮用の日焼け止めを利用して紫外線を防止しましょう。クリームやオイルの日焼け止めは髪にからんでベタつくため、スプレータイプの日焼け止めをおすすめします。スプレータイプは、外出前に頭皮と髪にまんべんなく吹きかけられるため、急いでいるときにも使いやすいでしょう。ただし、日焼け止めの効果は時間とともに失われるため、2~3時間に1回の頻度でスプレーしてください。また、汗をかいたときにも、その都度スプレーしましょう。
アフターケア】
・頭皮を冷やす
炎症が起きている場合は、冷たいタオルや保冷剤を包んだガーゼで頭皮を冷やしましょう。炎症が強いほどにメラニン色素が多量に生成され、日焼けがひどくなります。頭皮を冷やして炎症を抑えることで日焼け防止が期待できるのです。強い紫外線を受けると、水ぶくれになるケースもありますが、早く冷やすことで未然に防ぐことも可能です。ただし、同じところを長時間冷やすと血行が悪くなるため、ほてりが改善したら冷やすのをやめましょう。
・頭皮を保湿する
強い紫外線を受けた後は頭皮が乾燥しているため、化粧水で保湿ケアをしましょう。早く保湿することでバリア機能の低下を抑えられます。バリア機能が低下すると、小さな刺激でも炎症が起きるようになったり、日焼けによる炎症が強くなったりするため、入念に保湿ケアをしましょう。
日焼けは時間がたてば改善するとは思いますが、頭皮がダメージを受けたことに変わりはないため、日焼けを繰り返すと白髪や薄毛のリスクが高まります。
なので普段から頭皮の日焼けを徹底して、頭皮環境を健康に保つことを心がけましょう。