メディカルサロン BIDAN
2021年02月25日 15:00|STAFF BLOG|堺東店|堺東店
こんにちは。
ビダン堺東店の瀬田です。
今回は、少し複雑…だけどとっても大切な、
ミトコンドリアについてお話させていただきます。
皆様、ミトコンドリアについて、
どこまでご存知ですか?
昔、理科の授業で習ったような…
という方もいらっしゃるかと思います。
ミトコンドリアとは、
細胞内にある小器官で、体内のほとんどの細胞に存在し、
肝臓や腎臓など重要な臓器においては、一つの細胞内に数百~数千個もある(全体では体重の約1/10程度)とされており、
細胞質の約40%を占めています。
平均では1細胞中に300-400個のミトコンドリアが存在し、
全身で体重の10%を占めています。
ものすごく多いですね!
<ミトコンドリアがつくる重要な成分“ATP”>
ミトコンドリアは私たちが摂取した食物からエネルギーを取り出して、
体内で利用することのできる「ATP」というエネルギー通貨に変換してくれます。
“細胞のエネルギー生産工場”とも言われ、
グルコース(糖)を原料として、“生体のエネルギー通貨”と呼ばれる「ATP」を合成しているのです。
ATPは体内で日に延べ50~100kgが作られていますが、
そのうちの約95%はミトコンドリアによってつくられています。
ATPは、すべての生物に共通する、エネルギー通貨とも呼ばれる高エネルギー化合物で、
ヒトのエネルギーの源となるものです。
ATPは必要に応じて即時エネルギーとして利用することができますが、
貯蔵することができないため、
1日の生活に必要な量として、毎日50~100kgものATPが体内で作られているのです。
<ミトコンドリアがつくる重要な成分“代謝水”>
また、ATPをつくる過程では水がつくり出されており、その水は「代謝水」と呼ばれ、身体の水分保持において重要な役割を果たします。
代謝水とは、ミトコンドリアがATPを生産する過程で作られる水分であり、成人で1日あたり約500ml作られます。基礎代謝とはこの代謝水を作りだす能力のこととも言え、基礎代謝が向上することにより、代謝水も多く作り出されると考えられます。このほか、代謝水の多さは肌のうるおいにつながるため、美肌に欠かせない要素でもあります。
<ミトコンドリアがつくる重要な成分“ATP”と“代謝水”>
ミトコンドリアの機能が低下すると、ATPが不足するほか、ATPがうまくつくられないことにより活性酸素が増加し、その結果身体にはさまざまな不調があらわれます。
ミトコンドリアのはたらきが低下すると、細胞の活動が低下します。
たとえば、脳の神経細胞であれば、見たり、聞いたり、物事を理解したりすることが障害されます。
心臓の細胞であれば、血液を全身に送ることができなくなります。
筋肉の細胞なら、運動が障害されたり、疲れやすくなったりします。
身体を元気に健康に保つためには、ミトコンドリアを活性化することが大切なのです。
<ミトコンドリアを増やすには?>
ではどうすれば、ミトコンドリアは増えるのか?
「エネルギーが足りない」と細胞が感じると、ミトコンドリアは増えるようにできています。
・ひとつは身体に寒さを感じさせること。
・運動によってエネルギーを消費すること。
・カロリー制限をすること。
強めの運動を心がける、あるいは週に1回1食抜くといった習慣を続けるだけでも、2週間でミトコンドリアは増えていく。
鍛えれば鍛えるほど、ミトコンドリアは増えてくれるし活性も出てきます。
24時間365日稼働し続けるミトコンドリア。
美容にも健康にも、生きていくためにも必要不可欠なものなのです。
今回は、そんな大切なミトコンドリアについてお話させて頂きました。
ビダン堺東店 瀬田
薄毛に悩む男性・女性を最短3ヶ月で発毛に導く、大阪・神戸・奈良の発毛専門メディカルサロン BIDAN