頭皮の乾燥は薄毛の大敵!
「頭には髪がいっぱい生えているから、頭皮の乾燥は髪が守っているのでは」そう思っている人もいるのではないでしょうか。
頭皮が健康だから髪も健康的に成長するのであり、髪が健康だから頭皮環境が良くなるわけではありません。
頭皮の乾燥って何が原因?
頭皮は肌と繋がる同じ皮膚です。
お肌が乾燥する季節には、頭皮も乾燥します。
・紫外線や大気の乾燥は、肌に悪影響を与えるのと同様に頭皮にも強い刺激を与えます。
手足には紫外線予防に日焼け止めを塗ることが出来ますが、頭皮の保護は難しくなるので、帽子や日傘で髪や頭皮を紫外線から守る必要があります。
・シャンプーのし過ぎやシャンプー剤の影響で、頭皮は必要以上に皮脂を洗い流されて乾燥状態になります。
頭皮が乾燥すると、不足した水分を補おうとして多くの皮脂を分泌しようとします。
これによって、頭皮がべたついたり、雑菌が繁殖してまたシャンプーをするという、悪循環を起こし頭皮の炎症に繋がります。
・ストレスや睡眠不足、生活の乱れによって自律神経のバランスを崩し、血行不良や代謝の悪化を招いて頭皮の乾燥、ヘアサイクルの乱れを起こします。
頭皮とお肌は同じ皮膚、頭皮もお肌同様に労わりましょう。
頭皮の乾燥が薄毛になるの?
頭皮の乾燥は、地肌の乾燥であってカサカサの皮膚と同じです。
皮膚の乾燥は弾力を失い、皮膚表面の潤いがなくなって硬くなります。
硬くなった頭皮は、血行不良によって必要な栄養や酸素が行き渡らず、毛根への栄養不足を引き起こします。
髪への栄養不足は、ヘアサイクルも乱れてしまい抜けなくても良い時期に、力を無くした髪が抜けてしまいます。
また、乾燥した頭皮が補おうとする皮脂によって毛穴がふさがれ髪の成長を妨げます。
頭皮の乾燥は抜け毛、薄毛を進行させるだけでなく、頭皮や毛穴にも炎症を起こしてしまいます。
頭皮の保湿を心がけることで、薄毛の進行を止めることが可能になるのです。